保健室の先生と私。



「断ったら台無しになる。それが先生は許せないから困らせてんの。むしろ嫌われる理由と一緒。」



「何で嫌われなきゃいけないの!」



「さっきから言ってるじゃん。先生の想いを分かってあげられてないからだってこと。」



「…応えてるもん。毎日笑って通って弱音見せたこと無かったし…」



「それは違う。好きな相手なら心開いて甘えるのが普通じゃないの?」



顔に手を両手で隠した。



「…先生はやっぱり私を好きじゃないんだ。」



「嫌いだったらさっさと振ってるし捨ててると思うけどなぁ。」



「教師の評価でしょ…っ。」



何を言ってるんだか。
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