保健室の先生と私。
「そうだ。卒業式が今週になってるから俺も用意しないとな。」
用意?
頭に疑問を浮かばせてると、先生は何かを作り始めた。
なんだろ?
黙って近づいてみると、色紙みたいなのに書いてる。
あー、メッセージか!
「フッ…」
「何で俺が書いてる絵に笑うかなー…」
だっていつ見ても、下手っぴだから仕方ないじゃん!
「そんなに爆笑してんなら梨々華が書けよ!」
「えー…」
ペンを渡されて、適当に書いてく。
ま、こんな感じでいいかな。
「意外!?リアルに上手いんだけど!」
失礼な。
私だって恋する女の子だもん。
絵くらい書けるわー!