保健室の先生と私。

意味分かんない




困った。



「さて、どうするか。」



お昼食べ終わって片付けてたら、ベンチで猫みたく眠ってる山崎先生。



これじゃあ、置いて戻れないし。



「山崎先生ー!起きてくださいー」



さっきから、この言葉何度言ったことか。



「んふふ…トマト……」



…え?



寝言だと分かっていても、敏感に反応してしまうトマトの名前。



前に先生もトマトって、寝言で言ってたんだよね。



それが本当可愛くて……。



「んぅ…眠い……」



ぼーっとしてると山崎先生の頭が動いて、眠そうに目を擦ってる仕草が視界に映る。



あ、目を覚ましたみたい。



「起きましたか。もう、お昼終わりま……」



「知らね。」



「ちょ…っ!」
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