保健室の先生と私。



「え、聞いてたの?」

「薄ら」

「マジかよ!恥ずい…」



髪をクシャクシャにさせて、耳が真っ赤。


フフ、かわいい!



「私は絶対に別れないからね!」

「いや、当たり前だろ」

「え?」

「俺の嫁は梨々華しか居ねぇし。ダメだよ。俺は梨々華じゃなきゃさ」



その微笑み反則だしっ!///


怒ったかと思ったら、微笑み零してさ…ズルい。



「ごめん。急に居なくなったりして」

「本当だよ…馬鹿!」



先生に強く抱きしめられた。


香水の香り…懐かしいな。



「俺だって移動したくなかったけど、現実は厳しくてさ」

「うん、知ってる」

「やまとんなら任せられるって思ったんだ」

「いや、ダメでしょ。思いっきり変態だし」

「え…」



思いっきり動揺(笑)


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