保健室の先生と私。



「ゆっくり考えてから決断出して欲しい」

「わ…分かりました…」

「ん、待ってる!」



チャイムが鳴って、山崎先生は保健室から出て行った。


だから今は独り。



「ハァ…びっくりしたー…!」



あんな綺麗な美形の顔が、ドアップとか……(笑)


恥ずかしい…っ。



「でも…何で私なんかに…」



恋をしちゃうの、山崎先生。


全然ダメダメなどこにでも居そうな、平凡女子生徒だよ?


もっと美しい女が世の中には沢山居るでしょ…。


勿体無いよ……。


それに私には、、、。



「山田先生が居て……」



他の人となんか付き合うこと、考えられないんだ。


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