保健室の先生と私。
「梨々華ちゃーん!」
「由花ー!おはよう」
ちょうど校門でバッタリ。
「いよいよ最後なんだね…寂しいなぁ…」
「なに言ってんの!これからも仲良くしてよ」
「本当!?じゃあ、明日遊ぼっ!!」
「早いわ(笑)」
卒業しても関係は続けたい。
初めて出来た信じれる心友なのだから。
「ちょっと!私を忘れるんじゃないよー」
「わっ!小川さん!」
後ろから肩を叩かれた。
「忘れてないよ!ねっ、梨々華ちゃんっ!?」
「嘘つけぇ!私抜きで感動に浸ってたクセにぃ…」
「あはは~そうかも(笑)」
「おいおいー」
なんだか、卒業する実感が湧かないなぁ。