保健室の先生と私。
「もう少ししたら、俺と結婚してくれませんか…?」
「え…?」
これは…プロポーズ?
「まだ卒業したばっかだし、結婚するのは早……」
「ちょっと待って!妻は私でいいの?」
「なに言ってんの。妻は梨々華じゃないとダメだから」
「いたっ、!」
オデコに久々のデコピン。
へへ…。でもいいの!
プロポーズ受けちゃったから!?
「…いいですか?」
「いいですよ…」
私の返事を知ると、ギュッと強く抱きしめてくれた。
「大好き…梨々華」
「私も大好き…」
嬉しいことも辛いことも沢山あった。
何度も恋愛に挫けそうになった。
でもやっぱり。
最終的には、先生を誰にも取られたくなくて。
どんな手を使ってでも頑張った。
やっと先生の傍に、また戻れるんだね__。