保健室の先生と私。



私の頭を撫でて、優しく微笑んでくれる先生。


「泣きたい時は泣いて笑いたい時は笑う。それが人間じゃない?」



“何で泣いてんの!?”

“先生に迷惑かけないでよ……”

“本当に面倒くさ!”


泣けば、当たり前のように愚痴ばかり零された。


“笑ってる暇があったら勉強しなさい。”

“あんたの笑顔は不幸を呼ぶから辞めてくれない?”


笑えば、また零される愚痴。


どちらにしろ叱られる私だった。


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