私と無口なやつ




「俺の親達にももう伝わってるから」


そう真顔で言ってのける天葉
仕事速すぎだろ!!


「分かったよ...行きます」


「俺について来い」


命助けてくれた訳だけどコイツなんか
ムカつく!!


「...今行く」


無言で歩く私達
なんか気まずいので
質問いろいろふっかけてみることにした


「ねえ、天葉」


「...」


っておい、ガン無視すんなーっ!


「チッ、何だよそんなに睨むなよ女。
さっさと言え」


「私が質問したかったのは天葉ってここら辺で見た事無いんだけど学校とかいってるの?」


「さあな」



天葉は元から答える気の無さそうな顔



もうちょっと答えてくれたっていいじゃん!
もーう拗ねちゃう!恵里香と会いたいたくなってきちゃった~!今日一緒に帰れなかったし!






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