見られちゃった!
「ちょっとシャーペン貸して。」



赤石くんは机に置いてあった私のシャーペンを持って赤石くんの似顔絵に何か書き足し始めた。



赤石くんが!私のシャーペン持ってるー!
宝物にしよう!絶対誰にも触らせない!



いやいや!それもあるけど!
何書いてるんだろう?



赤石くんの手元がノートから離れると
私はノートを凝視した。



ノートに穴が空くかもってくらい。



だって!だってさ…


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