南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )

「………お前、観点のズレが激しい。」


「ん?カンテン?…寒天?」


「はぁ…、とりあえず今日は悪いけど1人で先に帰ってろ。」



なぜため息をつくんだい?
…私また何か間違えたかな?


軽く首を傾げながら瀬那を見つめれば"帰ったらLINEするから"なんて言葉と共に、頭をポンポンと撫でられ



「うん!待ってるね!!」


さっきまで感じてた寂しい気持ちも宇宙の彼方にぶっ飛んでしまった。


だって!瀬那からLINEなんて、滅多にしてくれないんだよ?


ほんと瀬那は私の扱いが上手いな。


でも…それだけ私のこと、分かってくれてるって思っていいんだよね?
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