南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )
必死に瀬那の服をギュッと掴んで、その幸せに…瀬那の深い愛に溺れる事しか出来ない。
「っ、んな可愛い顔で煽んのは反則だろ、」
「あ、煽ってなんか…!てか、可愛いって/////」
瀬那を好きになって、色んな事を知った。
好きなだけじゃ、どうにもならない事も沢山あったけど、そのどうにもならない事さえ、瀬那となら"愛しい"と思える。
これを、愛と呼ばずに…なんて呼ぶだろう。
瀬那となら、この先何があっても怖くない。
きっと未来永劫、私は南 瀬那を愛するだろう。
これを、永遠と呼ばずに、なんて呼ぶだろう。
"南くん"と呼んでいたあの頃は、こんな未来なんて想像もつかなかったけど
きっと、あの時から。
瀬那が私に「ばーか。」って笑ったあの時から、ここに辿り着くために動き出してたんだよね。
瀬那は結局、いつ私のことを好きになったんだろう?…今度 根掘り葉掘り聞いてみようかな?
「私のこと、いつから好きだったの?未来の旦那さん」って、ね!?♡♡♡♡
あ!!!こうしちゃいられない……
南くんの花嫁( 猛 烈 修 行 !! )しなきゃ!!
私たちの物語にはまだまだ、未来がある。
"南 佑麻"になれる日がいつか来たら…みんなが心から祝福してくれますように。