南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )




「そう言えば…」


「おう?」


「……ううん、やっぱ何もない。」



"何だよそれ"と、私を見ながらブツブツ言ってる淳太を残して私は急いで品出しを始める。



最近は108円の芋けんぴが良く売れるんだよね〜!…って、どうでもいいよね。




淳太…最近、頭ポンポンしてくれなくなったな。されたらされたでからかわないでよ…って、思っちゃうんだけど。


本当は、私が淳太にとって特別な気がして嬉しかったの。



…なんて、彼女が出来ちゃった淳太にはもう、2度と頭ポンポンして貰えないんだろうけど。




〜〜〜〜♪♪



バイト中くらいは、淳太を独り占めさせて欲しい。
また、淳太のスマホが着信を知らせていて、きっと絶対 雪ちゃんなんだろうな。


と、ため息を零す私。


てか、バイト中に使用電話 禁止!!!


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