南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )



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「では、ここで解散。
みなさんが我校に通う日を楽しみにしています。」


「「「ありがとうございました。」」」




…あれから、なんとか無事に(?)案内役の勤めを全うした私は、長い長い校長先生の話に欠伸を1つ。



やっと、見学会が終わった。


疲れた。しんどかった。
こんなことなら…数学の時間 寝てる方がよっぽど楽だったな〜。



でも、


『俺が嫌なんだよ。』


……ふへへへ。
いやいや、やっぱり!案内役で良かったかも!


甘々な瀬那もバンザイ!!!

鼻血がどんなに出ても良いように、血を作る食べ物摂取しなくちゃ!!…例えばなんだろう。


トマトジュース?…いや、あれはただ血に似てるだけで血を作るわけでは…。


レバー…、は無理。
私にはありゃ食えない。

ニンジンも苦手だし……



あ〜〜!どうしたらいいの!
このまま甘々な瀬那に迫られて、多量出血で死ねって言うのぉ〜〜?!




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