不思議な少女と新撰組
「その人は、私達が巡察の後に見つけて拾った子ですよ。」

それを言った瞬間、土方さんが警戒モードに入った。

「こいつは、長州藩の間者ってことはないのか?」

「なんとも言えませんけど、違う気がします。」

そりゃそうだ、私は、未来人だもんそんなことがあってたまるか!

「おい!総司、幹部連中を連れて来い!」

と土方さんがいったら沖田さんが出て行った。

「おい、お前どこの者だ。」

『日本の者です。』
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