不思議な少女と新撰組
悠『……やっぱわかっちゃいますよね…巡察で…人を切りました。私もとうとう殺人者ですね、いつ命をなくすかわからない世界にはいちゃいましたね』

なんて自傷的なこと言っていると

沖「泣かないのですか?女性だししかも刀のない時代から来たら泣くんじゃないかと思ってましたけど。」

悠『泣かない泣いたら弱くなるじゃないですか、立ち直れなくなるじゃないですか、そんなの嫌だから』

沖「泣いたからと言って弱くなるとは限らないと思います、むしろ泣くことで強くなれる時もあると思いますが…」

そんなことがあってたまるかそんな不確かなものに私を否定されてたまるか

悠『あったとしても私は信じない。』
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