せめて、もう一度だけ
その時、スマホがパッと明るく光った。
遼くんからのメッセージを伝える画面。
ドキドキしながら開いた。
『ミキの言葉を信じる。
月曜休みなら、うちに来て』
・・・うれしかった。
嬉し涙が流れて、手がふるえるくらい、うれしかった。
月曜が休みなのも、明日の天気予報が晴れなのも、すべてが遼くんと私の味方でいてくれる気がした。
なに着ていこう。
なに食べよう。
なにしよう。
まっさきに、抱きついてキスしたい。
こんな気持ち、諒には感じたことがなかった。
やっぱり、諒との結婚は、間違いだったんだ。
『会えるのがうれしい。
明日、10時ごろ行くね』
『待ってるから、早く来いよ』
短い言葉に、年甲斐もなくときめいてしまう。
この日から、私は堂々と過ごせるようになったんだ。
遼くんからのメッセージを伝える画面。
ドキドキしながら開いた。
『ミキの言葉を信じる。
月曜休みなら、うちに来て』
・・・うれしかった。
嬉し涙が流れて、手がふるえるくらい、うれしかった。
月曜が休みなのも、明日の天気予報が晴れなのも、すべてが遼くんと私の味方でいてくれる気がした。
なに着ていこう。
なに食べよう。
なにしよう。
まっさきに、抱きついてキスしたい。
こんな気持ち、諒には感じたことがなかった。
やっぱり、諒との結婚は、間違いだったんだ。
『会えるのがうれしい。
明日、10時ごろ行くね』
『待ってるから、早く来いよ』
短い言葉に、年甲斐もなくときめいてしまう。
この日から、私は堂々と過ごせるようになったんだ。