せめて、もう一度だけ
幸せをつかんでゆくには、気持ちを伝えないといけないんだ。
黙っていても、何も伝わらない。
我慢しても、何も変わらない。
気持ちを伝えて、それにこたえてくれる相手がいるだけで、何にだって耐えられる。
想いが通じあったふたりなら、何にだって負けたりしない。
おなかにいる赤ちゃんのためにも、私は強くなるんだ。
「ミキ、体調は?」
「ゆっくり寝たから、だいじょうぶ」
「そうだよな、あんだけイビキかきながら寝てれば回復するよな」
「えっ、うそ、私イビキかいてた?」
「・・・冗談だよ」
「なによもう、知らない!」
黙っていても、何も伝わらない。
我慢しても、何も変わらない。
気持ちを伝えて、それにこたえてくれる相手がいるだけで、何にだって耐えられる。
想いが通じあったふたりなら、何にだって負けたりしない。
おなかにいる赤ちゃんのためにも、私は強くなるんだ。
「ミキ、体調は?」
「ゆっくり寝たから、だいじょうぶ」
「そうだよな、あんだけイビキかきながら寝てれば回復するよな」
「えっ、うそ、私イビキかいてた?」
「・・・冗談だよ」
「なによもう、知らない!」