ビター・アンド・スイート
食事の後、
「ハヅキ、俺、ちょっとだけ仕事がある。2時間くらい鎌倉の本店に行くんだけど、
一緒に来る?それとも、留守番する?」
とタブレットを操作しながら 、私に聞く。
「いい天気だから、少し海沿いを散歩して、夕飯の買い出ししてこようかな。」と言うと、
「夕飯は外で食べよう。俺、ここで夕飯食べたら、帰せなくなる。」と笑うので、
「じゃあ、片付けて、お昼寝してる。」と笑うと、
「すぐに戻るよ。」と深く唇を重ね、出かける用意をした。
「はい。」とリョウは私の掌に合鍵を渡す。
これってずっと持ってて良いのかな。
私が鍵を見つめていると、
「ハヅキのキーホルダーに付けてて。いつでも来て。」と私の瞳を覗いた。
私がうなずくと、
リョウは甘くて熱いくちづけをして、名残惜しそうに唇を離し、部屋を出て行った。
「ハヅキ、俺、ちょっとだけ仕事がある。2時間くらい鎌倉の本店に行くんだけど、
一緒に来る?それとも、留守番する?」
とタブレットを操作しながら 、私に聞く。
「いい天気だから、少し海沿いを散歩して、夕飯の買い出ししてこようかな。」と言うと、
「夕飯は外で食べよう。俺、ここで夕飯食べたら、帰せなくなる。」と笑うので、
「じゃあ、片付けて、お昼寝してる。」と笑うと、
「すぐに戻るよ。」と深く唇を重ね、出かける用意をした。
「はい。」とリョウは私の掌に合鍵を渡す。
これってずっと持ってて良いのかな。
私が鍵を見つめていると、
「ハヅキのキーホルダーに付けてて。いつでも来て。」と私の瞳を覗いた。
私がうなずくと、
リョウは甘くて熱いくちづけをして、名残惜しそうに唇を離し、部屋を出て行った。