ビター・アンド・スイート
目が覚めると、夕暮れどきだ。
リョウがベランダで洗濯物を取り込んでいるのがわかる。
ブルーのボクサーパンツだけしかはいてない。
(まあ、私も裸にタオルケットだけっていう姿ですけど。)
それでも恰好悪く見えないのは、まあ、私が惚れているからだろう。
私は幸福な気持ちでベッドから起き上がる。
下着を身につけシャワーを浴びながらシーツまた洗わないと、思って、
「リョウ、シーツや、タオルケット洗っておく?」と聞くと、
「ハヅキ、ここにいた痕跡くらいは残していってよ。寂しいじゃん。」
というので、ちょっと赤くなる。
「シーツだけは洗っておく。」とバスルームの前にある洗濯機にシーツを入れ、
シャワーを浴びた。
シャワーから出て、身支度をしていると、
「カレー食べる?」と聞く。
「海沿いにあるヤツ?」と聞くと、
「本店は内陸の住宅街にある。海沿いの派手な店より、もっとカジュアルな感じ。」と言うので、うなずくと、
「颯太がハヅキが家にいるって言ったら、一緒に夕食どうかって言うんだけど。」と私の顔を覗く。
「もちろん。」と笑うと、笑顔になって、
「友人に恋人を紹介するって初めてかも。」と笑う。
「そう?」と聞くと、
「俺にとってハヅキはそれくらい大事ってことだ。」と私の顔を見る。
「そう?」と赤くなって顔をそらすと、
「毎日一緒にいたい。」と抱き寄せて、こめかみに音を立ててキスをした。
激甘(げきあま)って言葉があるかどうか知らないけど、
なんだか調子が狂う。
いつもみたいに憎たらしい事は言わない。
ものすごく甘いお菓子のようだ。
私がちょっと、驚いた顔をみせると、
「なに?」と機嫌の悪い声を出す
「別に。」とちょっと微笑むと、
「俺の愛の告白を笑うんじゃねーよ。」
と怒った顔で、深く唇を重ねた。
いや、笑ってはいないですよ。
きっと、私は嬉しいだけだ。
リョウがベランダで洗濯物を取り込んでいるのがわかる。
ブルーのボクサーパンツだけしかはいてない。
(まあ、私も裸にタオルケットだけっていう姿ですけど。)
それでも恰好悪く見えないのは、まあ、私が惚れているからだろう。
私は幸福な気持ちでベッドから起き上がる。
下着を身につけシャワーを浴びながらシーツまた洗わないと、思って、
「リョウ、シーツや、タオルケット洗っておく?」と聞くと、
「ハヅキ、ここにいた痕跡くらいは残していってよ。寂しいじゃん。」
というので、ちょっと赤くなる。
「シーツだけは洗っておく。」とバスルームの前にある洗濯機にシーツを入れ、
シャワーを浴びた。
シャワーから出て、身支度をしていると、
「カレー食べる?」と聞く。
「海沿いにあるヤツ?」と聞くと、
「本店は内陸の住宅街にある。海沿いの派手な店より、もっとカジュアルな感じ。」と言うので、うなずくと、
「颯太がハヅキが家にいるって言ったら、一緒に夕食どうかって言うんだけど。」と私の顔を覗く。
「もちろん。」と笑うと、笑顔になって、
「友人に恋人を紹介するって初めてかも。」と笑う。
「そう?」と聞くと、
「俺にとってハヅキはそれくらい大事ってことだ。」と私の顔を見る。
「そう?」と赤くなって顔をそらすと、
「毎日一緒にいたい。」と抱き寄せて、こめかみに音を立ててキスをした。
激甘(げきあま)って言葉があるかどうか知らないけど、
なんだか調子が狂う。
いつもみたいに憎たらしい事は言わない。
ものすごく甘いお菓子のようだ。
私がちょっと、驚いた顔をみせると、
「なに?」と機嫌の悪い声を出す
「別に。」とちょっと微笑むと、
「俺の愛の告白を笑うんじゃねーよ。」
と怒った顔で、深く唇を重ねた。
いや、笑ってはいないですよ。
きっと、私は嬉しいだけだ。