新選組×純粋girl's
一side
今朝、蛍殿の悲鳴で俺は起きた。
どうしたのかと思い見てみるとこちらを睨んでいた。
いや、怯えながらこちらを見ていたの方が正しいか。
不思議に思い自分の姿を見てみると屯所にいた時の姿
に戻っていた。
朱殿や総司が入ってきてから暫くして蛍殿が
蛍 「もう二度とこの2人をあたしに近づけないで!」
と朱殿に言っていた。
総司の姿を見てみると俺と同じように屯所にいた時の
姿に戻っていた。
総司と俺を見るその目は真っ暗な闇に包まれていた。
そして、
朱 「ねぇ。蛍もう前に進もうよ。あたし今みたいな蛍見
るのもう嫌。斎藤さんや沖田さん達なら大丈夫だと
思うよ?2人は裏切るとあたしは、思えないの。」
蛍 「この2人を信じろって?ふざけないでよ!今まであ
たしが信じる度に、裏切られてきたの知ってる
でしょ?!今更信じてなにになるの?!あたし
は、もう裏切られるの嫌なの。もう2度とあんな
思いしたくないの。お願い、ひとりにして」