初めての恋
出会い
中学の入学式。
————————————————————
ドキドキしながら学年のクラス表を見る。
一人一人の名前を見ていった。
知らない名前ばかりが並んでいる中、小学生からの大親友、美咲(みさき)の名前があった。
私は嬉しくて「やったぁ!」と言ってガッツポーズをした。
すると、後ろから聞きなれた声がした。
「みづきさん、朝からガッツポーズですか。」
少しクスクス笑いながら話しかけてくるのは小学生の時によく遊んでいた俊(しゅん)だった。
私は照れくさそうに
「笑うなぁ〜!」
と言う。いつもの会話だ。一時期俊のことが好きだった私がいた。だが今はただの友達だと思っている。
教室に入ってみると、モデルさんなのかと思うぐらいのイケメンがいた。
少し見とれていると、その人と目が合った。慌てて逸らして美咲の側へ駆け寄る。
「美咲ー!また同じクラスだねっ!」
すると美咲は、
「そうね。これからは宿泊行事などで一緒に行動できるかもね。」
私は想像しただけで嬉しくて嬉しくてピョンピョン跳ねてしまった。
「席につけ〜。」
先生の声が聞こえた。男の先生だった。第一印象は「怖い。」だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
無事に一日目が終わり、家に帰ろうとした時、今朝見たイケメンくんが目の前にいた。美咲は家が反対の方向だったからもういない。
目が合って、すぐ逸らしてしまったから少し気まずかった。
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ドキドキしながら学年のクラス表を見る。
一人一人の名前を見ていった。
知らない名前ばかりが並んでいる中、小学生からの大親友、美咲(みさき)の名前があった。
私は嬉しくて「やったぁ!」と言ってガッツポーズをした。
すると、後ろから聞きなれた声がした。
「みづきさん、朝からガッツポーズですか。」
少しクスクス笑いながら話しかけてくるのは小学生の時によく遊んでいた俊(しゅん)だった。
私は照れくさそうに
「笑うなぁ〜!」
と言う。いつもの会話だ。一時期俊のことが好きだった私がいた。だが今はただの友達だと思っている。
教室に入ってみると、モデルさんなのかと思うぐらいのイケメンがいた。
少し見とれていると、その人と目が合った。慌てて逸らして美咲の側へ駆け寄る。
「美咲ー!また同じクラスだねっ!」
すると美咲は、
「そうね。これからは宿泊行事などで一緒に行動できるかもね。」
私は想像しただけで嬉しくて嬉しくてピョンピョン跳ねてしまった。
「席につけ〜。」
先生の声が聞こえた。男の先生だった。第一印象は「怖い。」だった。
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無事に一日目が終わり、家に帰ろうとした時、今朝見たイケメンくんが目の前にいた。美咲は家が反対の方向だったからもういない。
目が合って、すぐ逸らしてしまったから少し気まずかった。