クラッカーにはご用心
「男ちゅーもんは、そんな程度や。けほけほっ…」
最低な発言をした楮筬に、柿蒲は殴りかかろうとする。
楮筬の後ろから現れた蜜穿に気付くまでは。
「蜜穿様!……咳き込んでますけど、大丈夫ですか?」
「けほけほ……大丈夫、単なる風邪や。熱あれへんし、放っとけば治るわ。」
蜜穿とは真逆の気分らしく、柿蒲から距離をとり安全を確保した楮筬は笑顔だ。
「こーぞーさん、なんや嬉しそうやね。」
「おうよ!これ、みんなで飲もう思おてな。」
「どないしはったんですか、ワインやなんて。」
「ハスラーのオヤジから夫婦喧嘩の相談受けてな。解決したゆうてそのお礼にやて。」
「ハスラーってビリヤード場の嗄声みたいなハスキーボイスがかっこええちょっと無口な人?」
「ああ、そうや。」
態度だけや伝われへんし言葉やって傷付ける
けど超能力者でもない限り人間は何か行動せーへんかったら伝えられへん
傷付いて傷付けて、それでも大切で分かり合いたいからぶつかり合うんや
もどかしーても温かなれるんがええんや
「そうゆうて、エンジエライトのネックレスでも贈れてアドバイスしたんや。」
最低な発言をした楮筬に、柿蒲は殴りかかろうとする。
楮筬の後ろから現れた蜜穿に気付くまでは。
「蜜穿様!……咳き込んでますけど、大丈夫ですか?」
「けほけほ……大丈夫、単なる風邪や。熱あれへんし、放っとけば治るわ。」
蜜穿とは真逆の気分らしく、柿蒲から距離をとり安全を確保した楮筬は笑顔だ。
「こーぞーさん、なんや嬉しそうやね。」
「おうよ!これ、みんなで飲もう思おてな。」
「どないしはったんですか、ワインやなんて。」
「ハスラーのオヤジから夫婦喧嘩の相談受けてな。解決したゆうてそのお礼にやて。」
「ハスラーってビリヤード場の嗄声みたいなハスキーボイスがかっこええちょっと無口な人?」
「ああ、そうや。」
態度だけや伝われへんし言葉やって傷付ける
けど超能力者でもない限り人間は何か行動せーへんかったら伝えられへん
傷付いて傷付けて、それでも大切で分かり合いたいからぶつかり合うんや
もどかしーても温かなれるんがええんや
「そうゆうて、エンジエライトのネックレスでも贈れてアドバイスしたんや。」