ユキヤナギの丘で、もう一度君を好きになる
ハルはまた、私の隣に座りこんだ。
「明日もバイト?」
「うん、今日と同じ」
また明日も会おうと誘ってくれるのだろうか。
そんな風に思ってしまい、胸が騒つく。
「また、会える?」
「……ごめん。明日はおばあちゃんと約束してて」
ああ、こんなことならバイトだの約束だのしなければよかったよ。
「そっか、じゃ、明後日は?」
「明後日は、高校の時の友達と遊びに行くんだ……」
せっかく誘ってくれているのに申し訳なくて、つい声が小さくなる。
それでもハルはイヤな顔ひとつせずに笑って言った。
「じゃ、しあさって!」
まるでクイズに答えるかのように。
「あはは、うん。じゃあ、しあさって。今日と同じ時間ね」
「やった!」そしてクイズに正解したかのように、喜ぶ。
私に気を使ってくれて明るく振る舞っているのか、2日間くらい会えなくても気にしないのか。
どちらか分からないが、やっぱり不思議な子だ。
「明日もバイト?」
「うん、今日と同じ」
また明日も会おうと誘ってくれるのだろうか。
そんな風に思ってしまい、胸が騒つく。
「また、会える?」
「……ごめん。明日はおばあちゃんと約束してて」
ああ、こんなことならバイトだの約束だのしなければよかったよ。
「そっか、じゃ、明後日は?」
「明後日は、高校の時の友達と遊びに行くんだ……」
せっかく誘ってくれているのに申し訳なくて、つい声が小さくなる。
それでもハルはイヤな顔ひとつせずに笑って言った。
「じゃ、しあさって!」
まるでクイズに答えるかのように。
「あはは、うん。じゃあ、しあさって。今日と同じ時間ね」
「やった!」そしてクイズに正解したかのように、喜ぶ。
私に気を使ってくれて明るく振る舞っているのか、2日間くらい会えなくても気にしないのか。
どちらか分からないが、やっぱり不思議な子だ。