君と奏でる音楽を。
悠にぃは私の兄で、
日本のヴァイオリニストだ。



あんなんでも、ヴァイオリン凄く上手いんだよなぁ〜…。



「えーと、んじゃ、今日は授業これだけだからもう帰れるぞー。」



「やった!」

「家帰ったら何しようかなぁ …」

「〜ちゃん遊ぼ!」

「いいよー!」


みんなが一斉に喋り出す。
このクラスも賑やかだなぁ…。


「あの … 」

「ん?」


誰か呼んだかな?

振り返ると、
後ろの席の可愛い男の子がもじもじしている。


「あの人、橋山さんのお兄さんなんだよね?」

「うん、そうだよ。」


「そっか。…色々、大変だね。」


彼は私に微笑んだ。
あ、可愛い。


「…ふふ、ありがとね 。」


私も微笑み返した。
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