あたしの愛した貴方
初めての電話
夜中2時。
【俺、今友達とカラオケに居るんだ。終わったらmailするから電話しようぜ】
爽良君と電話。
凄く緊張するけど電話したい!
【うん!待ってる!】
送信。
爽良君と電話出来るのを楽しみに自分の部屋からリビングに降りて行くとお母さんがまだ起きていてあたしの顔を見た瞬間に
「死にぞこない!早く出てけ!早く死ね!あんたさえ居なかったら良かったのに」
そう言ってきた。
「……ごめんね…お母さん」
あたしには謝るしか出来なかった。