暗闇のアリス second story [完結]
縦横無尽
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ここはDRAGONの倉庫
幹部室には4人の男達が座っていた
そこに漂う空気はとても重く、まるで、誰かが死んだかのような空気だった。
皆が黙っている中、彼が話し始める
「もう、藍とは、関わらないほうがいいと思う」
周りにいる男達は彼のいつもとは違う、真剣な語口調に驚きを隠せていなかった
彼は続ける
「藍は、居なかったんだ。存在、して無かったんだ。」
ダンッ
一人の青年がテーブルを叩き、そこにあったティーカップが悲しそうに音を立てる
「珠樹、いくらてめぇの言葉でも、許されねぇぞ」