暗闇のアリス second story [完結]









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「たま、、俺らはお前の仲間だろ?」








「お前は、みんなのことを気遣えるやつだ。みんなの闇の部分を一緒に背負う、それがDRAGONだ。

お前がそうしてくれたように、俺達もお前の支えでありたい。」







「……ッ」







彼の目からは美しすぎる涙が流れ落ちた









まるで、今までは枯れ果ててしまったかのようなひび割れた大地から水が湧き出てくるような感覚だった









同情されるわけでなく、共に支え会おうと言った仲間








彼はそんな仲間達を本当の意味での仲間と認めた。















「それで、本題なんだけど……」








彼は彼の身に起こった全てのことを話した。
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