暗闇のアリス second story [完結]
「………………。」
nightmareは何も言わない
「nightmare、」
「サングイノーゾは、手強い敵だ。こっちとしても数を減らすことはできない。」
「でも!nightmare!」
「Alice。俺、お前に死んで欲しくねぇんだ。この先の戦い、俺を盾として使って欲しい。お願いだ。」
「嘘猫……」
盾だなんて、
使えるわけない。
あなたは光に染まりつつあるのに。
あなたをこのまま闇で死なせるなんてできるわけない。