暗闇のアリス second story [完結]
嘘猫がひょこっと顔をのぞかせる
「葉瑞が電話にでねぇって嘆いてんぞー」
「ふふっ。盗聴なんて趣味の悪いことはやめた方がいいんじゃなくて?」
「俺がただの暇つぶしでDRAGONにはいってるわきゃねーだろーが」
「そうなの、で、あなたはなぜここにいるの?」
そう問うと嘘猫は頭をポリポリとかく
「…………べつになんでもいーだろ」
「私、nightmareのところへ行くの。ひまじゃないのよ」
「じゃあ、俺も行く」