暗闇のアリス second story [完結]
そんな僕を鼻で笑っい
「今日は仕事ではない。安心しろ。」
なぜ、そんなことを言ったのか
殺し屋の彼女を見ることが出来るのは、
それは、
殺し屋の彼女を見ることが出来るのは、殺される側のみ
彼女を見た僕は、まさにいま、殺される側と同じような体験をしている訳だ
少し震える手を押さえ付けて、強い目で彼女をみすえる
「あなたと藍は、知り合いなのか?」
僕の頭の中には疑問しか浮かばない
だけど、本当は確信して聞いたのかもしれない
彼女は何も言わずに、ここを出ていった。
僕は暫くこの部屋を出ることが出来なかった。