暗闇のアリス second story [完結]
僕が歌の一番を歌え終えた頃
一つの扉に到着する
その重そうな扉を開く
「やっほー!みんな元気??僕は元気!」
いつものセリフ
それに誰も触れない
「何のようだチシャ」
ぼくの大好きな彼は、僕がここに来ると必ずそう言う
「今日は暇つぶしに来たんだ!」
僕の大好きな彼に僕は抱きつく
ぼくの大好きな臭いを吸い込む
彼はいつも高そうな香水の匂いがする
だけと、僕が好きなのはそれじゃない
「迷斗、今日は何人ヤッたの?」
彼に染み付く紅の香り