手のひらの恋
その夜もいつもの様に
掲示板でのやり取りをした。
【あたしたか好きだった(笑)】
【うわ!おーぷん!】
なんて何でも話せる
仲になっていた。
♪〜
携帯がなり画面を見ると
知らない番号からだった。
「‥はい‥?」
恐る恐るでると
「横溝?木内だけど」
木内だった。
「ああ、赤外線だもんね、
知らない番号だったから
誰かと思ったよー!」
二人はしばらく話をして
電話を切った。
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