手のひらの恋



ベッドに潜ると
次々とメールが来た。


全部桜井の事だった。


だんだん死を実感してきて
涙が止まらなくなった。





そのままきなりは眠りについた







次の日

真っ赤に晴れた目のまま
学校に向かった。





「どうしたの!」


きなりの目を見て
真琴と美里は声を上げた。
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