手のひらの恋



時間がなかったため
直接駅に向かった。



タイミング良く電車が来た。



駅についてからも
小走りで向かった。




「あ、こんにちはー」


塾長さんが笑顔で
迎えてくれた。


「部活ー?」


「そうですっすみません。。」



きなりは自分のクラスを探し
入っていった。



授業は始まってなく
先生が自己紹介していた。



「こんにちはー!
今自己紹介してたよー」

その先生は初対面なのに
やけになれなれしかった。



きなりが席につき
用意してると後ろから

「あ、遅刻」


と聞こえてきた。



そう言ったのは蓮見だった。
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