手のひらの恋
大きな袋をあけると中には
大きなぬいぐるみがあった。
「え…すごく可愛い…!」
「でしょ!きいが夜に
一人で泣かないようにね★」
美里はきなりの肩を
つんつんしながら言った。
小さな袋をあけると
ピンクのマニキュアと
華奢なブレスレットが入ってた。
「そっちはあたしが選んだの。
なんか、きいちゃんぽくて★」
「うー…ふたりとも
本当にありがとうーっ」
きなりは涙をうかべて
二人に抱きついた。
そして授業も終わり
きなりは部活、二人は帰宅した。