狂愛に狂愛されて
唯「美優、亮!お昼一緒に食べよー!」
『ごめん、さっき松先生に呼ばれたんだ…』
唯「あー、そうだったね…やっぱ美優って、松先生に好かれてるよね…」
『そんなわけないでしょー』
亮「えー、嫌われてんだろ!なんでこんなガサツ女のこと・・・!」
『うるさいよ、亮』
松先生こと、松原 祐介先生は、私のクラスの担任で歴史の先生。
背が高くてイケメンで、明るくて優しい。
パーフェクトだと私は思う。
…つまり私の好きな人。
雑用を任されたって先生と話せる機会になるのなら。
『先生ー、用ってなんですか?』
祐「このノートを教室に持って行ってくれ」
『はーい』
それくらいならお安い御用だ。
はやく済ませて唯と亮とご飯を食べよう