狂愛に狂愛されて


つぎの日。








『先生のバカ!!!!』








担任の松先生に
「美優!今日の放課後手伝って!」
と言われ、居残りすることに。







もちろん断れなかった。







作業をしていて気付けば外は日が沈みかけていた。







また、あのストーカーが来るかもしれない。走って校門を出る。







ドンッ








校門を出た瞬間、人とぶつかってしまう。







『あっ、ご、ごめんなさい!』








上を見上げた瞬間、ふっ、と私の口元にハンカチが添えられる。








「これからは、ずっと一緒だよ…」










そんな言葉を遠くに、意識を手放した。



< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop