欲情プール
「俺の事を…
何とも思わないのか?」
状況的に、許せないと思わないのか?って事だろう。
「そうだね…
理由は何であれ、慧剛は夫を取り戻してくれた。
だから今まで通り側に居て…
今度は私が慧剛の目的通り。
あのコの気を引いて、婚約をサポートしてあげる」
不審の目を躱す為の、思い付きで言った訳じゃない。
ここ何日か漠然と考えてた。
離れられないお詫びに、私が慧剛に出来る事…
慧剛の目的をサポートする方法を。
まずは私が聡を繋ぎ止めて、あのコが完全に振られたら…
きっと傷心に付け入る隙が出来る。
そして慧剛なら、そこに上手く取り入る事が出来る筈だ。
だけどそのタイミングで、慧剛の気持ちが自分にないと思ったら…
あなた(ロミ)なら、手に入れたくなるでしょう?
その計画を、さっきから表情を曇らせてる慧剛に告げると。
「どうやって、俺の気持ちが露美にないって思わせるんだ?」
乗り気じゃない様子で、躱すように笑われた。
真剣に考えてた私は、少しだけカチンときて。
挑発するように…
ワイシャツの第一ボタンを外したら見える位置に、唇を押し当てた。
何とも思わないのか?」
状況的に、許せないと思わないのか?って事だろう。
「そうだね…
理由は何であれ、慧剛は夫を取り戻してくれた。
だから今まで通り側に居て…
今度は私が慧剛の目的通り。
あのコの気を引いて、婚約をサポートしてあげる」
不審の目を躱す為の、思い付きで言った訳じゃない。
ここ何日か漠然と考えてた。
離れられないお詫びに、私が慧剛に出来る事…
慧剛の目的をサポートする方法を。
まずは私が聡を繋ぎ止めて、あのコが完全に振られたら…
きっと傷心に付け入る隙が出来る。
そして慧剛なら、そこに上手く取り入る事が出来る筈だ。
だけどそのタイミングで、慧剛の気持ちが自分にないと思ったら…
あなた(ロミ)なら、手に入れたくなるでしょう?
その計画を、さっきから表情を曇らせてる慧剛に告げると。
「どうやって、俺の気持ちが露美にないって思わせるんだ?」
乗り気じゃない様子で、躱すように笑われた。
真剣に考えてた私は、少しだけカチンときて。
挑発するように…
ワイシャツの第一ボタンを外したら見える位置に、唇を押し当てた。