欲情プール
「っっ……」
真偽を判断してるのか、僅かな沈黙が流れて…
再び慧剛が口を開く。
「第一、見つかったらお互いの立場が悪くなるのを解ってて…
どうでもいい捨て駒じゃなきゃ、こんな場所でキスなんかしないだろ」
「……っ、ふう、ん…
だってさ。
今の話で、自分の置かれてる惨めな状況がわかった?
わかったなら自分から会社を辞めて!
辞めないなら婚約妨害で訴えてやるからっ!」
そのコの攻撃が、漸く私に向けられたけど…
心はますますの灼熱地獄に堕とされて。
その苦しさで、声を発する事も出来なかった…!
それぞれ全員が悪くて。
だから現在進行形が責められて。
そして権力やお金がある方が強くなる。
「ふざけるなァっ!!
2人して何なんだっ…!」
そこで聡が怒鳴り込む。
「だいたい!先に近付いて来たのはそっち(露美)だろうっ!
自分達の痴話事に俺達を巻き込んでっ…
妻を侮辱するにも程がある!!
人を、何だと思ってるんだっ!
あんた(慧剛)みたいな立場のある人間がっ、
こんな事してタダで済む訳ないだろっ…!
こっちこそ訴えたい気分だ!」
真偽を判断してるのか、僅かな沈黙が流れて…
再び慧剛が口を開く。
「第一、見つかったらお互いの立場が悪くなるのを解ってて…
どうでもいい捨て駒じゃなきゃ、こんな場所でキスなんかしないだろ」
「……っ、ふう、ん…
だってさ。
今の話で、自分の置かれてる惨めな状況がわかった?
わかったなら自分から会社を辞めて!
辞めないなら婚約妨害で訴えてやるからっ!」
そのコの攻撃が、漸く私に向けられたけど…
心はますますの灼熱地獄に堕とされて。
その苦しさで、声を発する事も出来なかった…!
それぞれ全員が悪くて。
だから現在進行形が責められて。
そして権力やお金がある方が強くなる。
「ふざけるなァっ!!
2人して何なんだっ…!」
そこで聡が怒鳴り込む。
「だいたい!先に近付いて来たのはそっち(露美)だろうっ!
自分達の痴話事に俺達を巻き込んでっ…
妻を侮辱するにも程がある!!
人を、何だと思ってるんだっ!
あんた(慧剛)みたいな立場のある人間がっ、
こんな事してタダで済む訳ないだろっ…!
こっちこそ訴えたい気分だ!」