朝起きたら
「俺も。」

「えっ!起きてた!?」

「うん。結構前から。」



恥ずかしい。

好きと言うのもそうだけど、それ以上に何かがすごく恥ずかしい。



「顔真っ赤。」

「う、うるさい!」

「可愛い。」

「や、やめて・・・!」



そろそろ私の心臓が壊れそうだ。

いや、この人はきっと壊そうとしている。





「おはよ。」

「お、おはよう・・・」

「ぎこちないなぁ。こうしたいって言ったのお前だろ?それで起こすの我慢したのに。寝たフリまでしてやったのに。」

「覚えててくれたんだ・・・。」

「昨日の夜のことだぞ?普通忘れないだろ。」

「そうかもね(笑)でも、すごく嬉しかった。」

「喜んでもらわないと困るから(笑)」





私は今すごく幸せだ。

しかも、この幸せが毎日訪れるようになる。



ありがとう。竜。










END
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