サイドシー
「私は、フラフラと、その店に入り、店主と話をした。

私がブロークンハートなことを話したんですよ。すると、店主は言ったんです。

『私が、あなたを、あなたが彼女に告白する半年前の時間に、もう一度もどしてあげましょう』




私は大笑いして店主に聞きました。

『いくらで、ですか？』

店主は言いました。

『お金は、いらないです。その代わり、あなたの寿命を10年いただきます。それと、もう１つ。あなたが、やり直して彼女に告白する時に、あなたが、自分で思う一番素敵な格好で告白してください』

私は、また大笑いして、いいですよ、と言うと次の瞬間、時間は戻っていたんです。


そして、私は彼女に、２回目の告白をした。店主の言い付けを守って」


男は、黙った。

僕は、聞いた。

「結果は？」


男は、無表情で言った。
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表紙・目次

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