蒼の王様、紅の盗賊
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処刑台からの逃亡。

紅の盗賊が、蒼の王様の手から逃れた。




追い、そして追われる逃走劇。

主役を司るのは、紅と蒼。
そして迫る闇の影。






国を巻き込む。
世界を巻き込む。




それぞれ掲げる正義。

互いの正義がぶつかり重なり合う時、新たなる正義が生まれる。
真の正義が見えてくる。






姿を眩ます紅に
蒼はその紅を追う。

その逃亡劇の果てに、彼等はその正義を見い出せるか?








そんな、ポツリポツリとした疑問の粒達。

更けゆく夜に、夜露に紛れてその身をひっそりと闇に隠した。







 
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