隣のマキオ
スーパーに寄る予定は、変更し、陶子は、女探偵のように彼女をつけることにした。

全く、私って何やってんだろ…

少し情けない気分になりながら、彼女から少し離れて歩いた。

やはり陶子と同じマンションに入っていく。

なんだやっぱり一緒に暮らしてんのか…

これで、諦めがつくと、陶子が思った時、マキオと彼女が二人で出てきた。

なにやら言い争っているようで、マキオが声を荒げている。

あんな顔すんだなあ…

怒ってもイケメンだ、と陶子は不謹慎にそう思う。

やがて、話がついたのか彼女は、また駅に向かって戻り始めた。

陶子は、見つからないように近くのコンビニに逃げるように入った。
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