隣のマキオ
「随分、若くて綺麗なお母さんだね」
「ああ、そうかな?ああ見えてもう40過ぎてるよ。俺、二十歳の時の子供で。一浪してっから、今大学3回で22」
「そうなんだ…。お母さん、私と同じくらいかと思った」
どんな化粧品使ってんだろ、と陶子は、綺麗なお母さんを思い出していた。
「トーコちゃんと同じは、ないでしょ」
マキオは、笑ってビールを勧めてくれた。
もしかしてホストでもしてるんじゃないかと思うくらい女心をくすぐってくる。
「で?トーコちゃんは?」
「あたし?」
「うん、トーコちゃんのことも教えてよ」
マキオは、ぐいと、身を乗り出してきた。
「そんな。興味ないんでしょ?ほんとは」
あまり、こんな風に他人に自分のことを聞かれることはなかったので、少し緊張してしまう。
「興味あるよ。今日の部屋着姿もすっごくかわいい」
マキオは、そっと陶子の腕に触れた。
「ああ、そうかな?ああ見えてもう40過ぎてるよ。俺、二十歳の時の子供で。一浪してっから、今大学3回で22」
「そうなんだ…。お母さん、私と同じくらいかと思った」
どんな化粧品使ってんだろ、と陶子は、綺麗なお母さんを思い出していた。
「トーコちゃんと同じは、ないでしょ」
マキオは、笑ってビールを勧めてくれた。
もしかしてホストでもしてるんじゃないかと思うくらい女心をくすぐってくる。
「で?トーコちゃんは?」
「あたし?」
「うん、トーコちゃんのことも教えてよ」
マキオは、ぐいと、身を乗り出してきた。
「そんな。興味ないんでしょ?ほんとは」
あまり、こんな風に他人に自分のことを聞かれることはなかったので、少し緊張してしまう。
「興味あるよ。今日の部屋着姿もすっごくかわいい」
マキオは、そっと陶子の腕に触れた。