隣のマキオ
ありえない、ありえない〜〜!

陶子は、心の中で叫んだ。

なんで?勝手に人の下着みる?

てか、荷物間違えた引っ越し屋も引っ越し屋だし!

けど、荷物返ってきたから、文句言ってもまた恥ずかしいことになりそうだし…

色々考えて、引っ越し屋に文句を言うのは、諦めた。

まさか、盗まれたりしてないよね?

陶子は、ダンボールから、中身を全部出して確認してみた。

一応、あるみたい。

まあ、下着ドロボーするようなやつがあんな風に堂々と来ないか。


陶子は、少し安心して、部屋着に着替えた。

「なんか…疲れた…」

独り言を言うと、そのままソファで眠ってしまった。

< 9 / 32 >

この作品をシェア

pagetop