キミが流した最後の涙。
プロローグ
星空の下。2人の男女が静かに空を眺めていた。




「なぁ死んだ人は星になるって言うだろ?
俺もいつかは小さい、星になるんだよな・・・」
 



そう言って彼は悲しそうに微笑む。
                 

   

   
「ううん。キミは小さな星になんてならない。
キットどの星よりも大きく輝いているよ」




彼女の言葉を聞いた少年は涙を流しながら、嬉しそうに、



          
         
「・・・ありがとう」
と、そう言った。 
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