興味があるなら恋をしよう−Ⅰ−
はぁ、…もう…眠い。あ、ふ。ちっとも眠れやしなかった…。
最低の週の始まりだな。
カチャ。
ん?…ん゛開かない。どうした?
ん゛ん゛?重い。何だ?どうなってる?
思いっ切り押してみた。
ズズッ、ズー。
…はぁあ?…藍原…か。何だ、どうして居るんだ…。慌てて押していた手を止めた。
「あ、おい!藍原。おい、おい」
何でこんなところに座り込んでる。
…お尻大丈夫だったかな。俺…無理矢理押したから。コロンと転げたようになった藍原を起こした。
……おいおい…、熱があるんじゃないか?何だか身体が熱い気がする。
「藍原、藍原」
呼び掛けてもぐったりしている。…寝てるのか?これ違うよな。
はぁ、夜通しここに座り込んでいたのか?…多分、だよな。
…どうする。
俺の部屋にか?藍原の部屋にか?どっちに運ぶ?あー、もー、考えるのが面倒だ。
部屋に運び込んだ。
ベッドの布団を捲りゆっくりと寝かせた。
えーっと、今、何時だ?
取り敢えず会社に連絡を入れないと。
藍原が体調不良で休む事、俺は一時間程、遅刻する事を説明した。
さぞや疑問に思われただろうが、今は仕方ない。
えっと、救急箱はどの段ボールに入っていたかな。
リビングに置きっぱなしの箱。ガムテを引っ剥がし、慌てて確認した。
これだっけ?…違う。確か…、ああ、この箱の中だ。あった。
薬もある。体温計も大丈夫だ。
「藍原…。凄い汗だな」
熱が上がって来てる訳だな。あー、俺の部屋着。部屋着はどの箱だっけ。
こんな事なら片付けておけば良かったな、くそー、…全く。えーっと。お、そうだ。部屋着の箱は寝室の箱じゃないか。
俺は一人で…情けないくらい右往左往した。
取り敢えずスーツの上着を脱いでネクタイを緩めた。
藍原待ってくれよ。
今、着替えさせてやるからな。
…。
最低の週の始まりだな。
カチャ。
ん?…ん゛開かない。どうした?
ん゛ん゛?重い。何だ?どうなってる?
思いっ切り押してみた。
ズズッ、ズー。
…はぁあ?…藍原…か。何だ、どうして居るんだ…。慌てて押していた手を止めた。
「あ、おい!藍原。おい、おい」
何でこんなところに座り込んでる。
…お尻大丈夫だったかな。俺…無理矢理押したから。コロンと転げたようになった藍原を起こした。
……おいおい…、熱があるんじゃないか?何だか身体が熱い気がする。
「藍原、藍原」
呼び掛けてもぐったりしている。…寝てるのか?これ違うよな。
はぁ、夜通しここに座り込んでいたのか?…多分、だよな。
…どうする。
俺の部屋にか?藍原の部屋にか?どっちに運ぶ?あー、もー、考えるのが面倒だ。
部屋に運び込んだ。
ベッドの布団を捲りゆっくりと寝かせた。
えーっと、今、何時だ?
取り敢えず会社に連絡を入れないと。
藍原が体調不良で休む事、俺は一時間程、遅刻する事を説明した。
さぞや疑問に思われただろうが、今は仕方ない。
えっと、救急箱はどの段ボールに入っていたかな。
リビングに置きっぱなしの箱。ガムテを引っ剥がし、慌てて確認した。
これだっけ?…違う。確か…、ああ、この箱の中だ。あった。
薬もある。体温計も大丈夫だ。
「藍原…。凄い汗だな」
熱が上がって来てる訳だな。あー、俺の部屋着。部屋着はどの箱だっけ。
こんな事なら片付けておけば良かったな、くそー、…全く。えーっと。お、そうだ。部屋着の箱は寝室の箱じゃないか。
俺は一人で…情けないくらい右往左往した。
取り敢えずスーツの上着を脱いでネクタイを緩めた。
藍原待ってくれよ。
今、着替えさせてやるからな。
…。