8歳上のパパ【長期更新停止中】
そんなことを考えていたら、枕元に置いてあるケータイが鳴った。
ディスプレイには、メールの着信を知らせる文字。
寝転がったまま、パカッとケータイを開き、真ん中のボタンを押す。
すると……
「――あれ……?」
知らないメールアドレスに、思わず首を傾げてしまった。
登録してあるアドレスからならば、そこには名前が出るはず。
「誰だろ?」
誰か、アドレスでも変えたのかな?
そんな単純な思考で、もう一度、真ん中のボタンを押す。
「っ……!!」
見た瞬間、あたしは咄嗟にベッドから起き上がった。