8歳上のパパ【長期更新停止中】


沈黙はしばらく続いた。


静かな空気の中、それを破ったのは一志だった。


「あのさ……」

「んっっ?!」


緊張のせいで声が裏返ったあたしを見て、一志は大きく目を開く。


「……なんだ、良かった」

「へ?」

「こんなにドキドキしてるの、オレだけだと思ってたから」


そう言って、安堵の表情を浮かべる。


そして、またしばらく黙った後、決意したように、今度はすごく真剣な瞳を向けた。





「なぁ……美未。今日来てくれたってことはOKってことでいいんだよな?」

「え……?」

「この間の。もう一度やり直すってこと」




















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